エアコン本体だけじゃない!室外機をクリーニングするメリットとは
室外機をクリーニングするメリットとは?
エアコンはそもそも部屋の中に設置されている室内機と屋外にある室外機のセットになっています。2つで1セットであることは何となく知っていても、室外機がどんな役割を果たすものなのかを知らずにエアコンを使っている人は意外と多いのではないでしょうか。
エアコンは室内機と室外機で熱をやり取りすることで部屋の中の温度を適切に保ってくれています。夏に冷房をつけた場合、まず室内機がパイプを通して室内の熱を室外機に送り、室外機の中にある熱交換機(フィン)がその熱を外に逃がして、冷たくなった空気を室内に戻します。それを室内機が吹き出し口を通して室内に届けてくれる、という仕組みなのです。
つまり室内機と室外機は二人三脚で室内を適温に保ってくれているわけですね。それでは室内機だけをいくら掃除しても、室外機に汚れやホコリが溜まって機能しにくくなっていたら、エアコンが効きにくくなることは必至です。そんなわけで、室内機と室外機はいずれも同じように定期的にお掃除をする必要があります。
室外機のセルフクリーニング方法
エアコンクリーニング業者を調べると、たいてい室外機の掃除もオプションでつけることができます。大きさによってだいたい5,000円〜8,000円くらいです。室内機同様、年に1度はプロにお願いしたいところですが、それ以外に日々のお掃除としてチェックすべきポイントを以下にお知らせいたします。
空気の取り入れ口
室外機の前面部にあたる部分です。真ん前から見ると中のファンが見えます。室外機は屋外に設置されているため、この取り入れ口に虫や枯葉などがつまってしまうこともありますが、ここがつまると空気の通りが悪くなり、その結果部屋がなかなか冷えない、温まらないという現象につながります。こまめにゴミをかき出すようにしましょう。
裏側
裏側には熱交換機(フィン)があります。ここもゴミが溜まりやすい場所ですが、ここが塞がってしまうと排熱がうまくいかなくなり、同じく部屋の温度を適切に保つことができにくくなります。掃除の際には毎回気をつけたいポイントです。
水抜き穴
室外機の下部に暖房機能を使用している際に発生する水を排出するための水抜き穴があります。ここがつまると水が内部に溜まって電子機器が壊れてしまう可能性がありますので、特に暖房を使い始める前にはつまりがないかチェックしておきましょう。
ドレンホース
ドレンホースは室内機の結露を外に排出するための細い管ですが、たいてい室外機の脇に設置されています。これもまたつまるとエアコンの故障につながりますので、砂や虫が入り込んでいないか、定期的にチェックしたいですね。
エアコンのパワーを高める室外機の使い方
集合住宅の場合は特によく見られる光景ですが、室外機の前をモノで塞いでしまっていませんか?
上記でもお伝えした通り、夏は熱を、冬は冷気を室外機が適切に外に逃がすことによって、室内は適温に保たれるのです。そのため、室外機の前が塞がっていると逃がそうとした熱や冷気が室外機の中に戻ってしまい、結果として室内を適切に冷やしたり温めたりする機能が落ちてしまいます。するとエアコンの効きが悪くなるため、風量を増やしたり温度を上げ下げしたりして電気代が高くなります。室外機にカバーをかけたまま使用しても同じ現象が起こります。
また、夏場は室外機に直射日光が当たると室外機周辺の温度が高くなって熱を逃がしにくくなり、これもまた電気代が高くなる要因になります。もし室外機を日陰に置くのが難しければ、少し離れたところに植木を置いたり、すだれをかけて日陰を作ったりして工夫してみてください。そうすると驚くほど室内の冷え具合が変わりますよ。
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